JR東日本は、自動車を作っている会社などと一緒に、日本で初めて水素を使って走る電車を作りました。
この電車は、屋根の上にあるタンクに入っている水素と、空気の中にある酸素から電気をつくります。走っているときは、二酸化炭素を出しません。スピードは時速100kmまで出すことができます。
JR東日本は18日、この電車で電気をつくるところを見せました。電気をつくり始めると、電車の下から水が出ました。
日本には、水素でつくった電気で走る車やバスがありますが、電車はまだありません。JR東日本は、来月の終わりから神奈川県の線路でこの電車の試験を1年以上行います。そして、2030年から、ディーゼルエンジンの列車の代わりにこの電車を使う計画です。