あいさつは通常、朝はおはようございます、昼はこんにちは、夜はこんばんは、が一般的です。
でも、どんな時間でもいつでも「おはようございます」を使う仕事があります。
それは、テレビや、イベント関係の仕事の人達です。
どうしてなのでしょうか?
この文化は、歌舞伎の世界から始まりました。
歌舞伎の舞台公演は一日二回行われており、その時に使われていたようです。
出番前に練習のために、早く来た役者さんに、スタッフが「お早いお着き、ご苦労様です」という言葉から始まったのだそうです。
「おはようございます」は、一日の始まりのあいさつです。
夜から働く人は、夜からその日の仕事が始まります。
なので、「おはようございます」とあいさつします。
東京は眠らない街です。
いつも、どこかで、誰かが「おはようございます」と言って仕事を始めているのです。