Japps - Japps - 十二支 (Earthly Branches )

日本にほんでは、毎年まいとし、その年としを表あらわす「干支えと」という考かんがえがあります。
干支えとは１２匹ひきの動物どうぶつで表あらわされます。
１番ばんはネズミ、次つぎに牛うし、次つぎにトラ、次つぎにウサギ、次つぎに竜りゅう、次つぎに蛇へび、次つぎに馬うま、次つぎに羊ひつじ、次つぎにさる、次つぎに鳥とり、次つぎに犬いぬ、そして最後さいごに猪いのししです。
なぜそれぞれの動物どうぶつには順位じゅんいがついているのでしょうか？
それには、こんなお話はなしがあります。
ある日ひ、神様かみさまが動物どうぶつたちに言いいました。
「明日あしたのお正月しょうがつに、一番いちばん早はやく私わたしのところに来きたら、その年としの動物どうぶつの大将たいしょうにしてあげよう」
世界中せかいじゅうの動物どうぶつたちは急いそいで神様かみさまのところに走はしっていきました。
牛うしは、日ひが昇のぼる前まえに歩あるき出だしました。それを見みたネズミが、牛うしにばれないように牛うしの頭あたまに乗のっかりました。
そしてネズミは牛うしの頭あたまの上うえで眠ねむっていました。
牛うしが神様かみさまのところにつく直前ちょくぜん、ネズミは牛うしの頭あたまから飛とびび降おり、神様かみさまのところに走はしっていきました。
そのため、ネズミが一番いちばんになったのです。
ネコも競争きょうそうに参加さんかしたかったのですが、ネズミが嘘うそをついて参加さんかできませんでした。
そのために、今いまでもネコはネズミを追おいかけるのです。
私わたしの干支えとは猪いのししです。あなたの干支えとは、なんでしょう？

十二支じゅうにし (Earthly Branches )