政府は、新しいコロナウイルスが広がらないようにするために出した緊急事態宣言を、大阪府、京都府、兵庫県でやめることを21日に決めました。しかし、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県と北海道では続けることにしました。
安倍総理大臣は、宣言を続ける所は「ウイルスがうつる人は少なくなって、病院でしっかり治療できるようになって、前よりよくなっている」と言っています。政府は31日まで宣言を続ける予定でしたが、25日に専門家に意見を聞いて、もっと早く宣言をやめることもできると言っています。
政府は、宣言をやめた所でもウイルスがうつらないように、マスクをしたり人と人の間をあけたりして気をつけてほしいと言っています。そして、ウイルスがうつらないやり方で、生産や買い物など経済の活動をだんだん始めてほしいと考えています。