政府は、新しいコロナウイルスが広がっている東京都と大阪府、兵庫県、京都府に、25日から5月11日まで3回目の緊急事態宣言を出しました。会社に行く人を70%少なくして、できるだけ家にいてほしいと考えています。
NTTドコモの携帯電話のデータによると、26日の朝、4都府県の大きな駅にいた人は、先週の月曜日より3%から10%少なくなりました。しかし、1回目と2回目のときより多くなった所がほとんどでした。
東京駅にいた会社員の男性は「去年宣言が出たときは、会社から絶対にくるなと言われました。でも、今度はあまり強く言われていません」と話していました。
京都市にある食事を出す店で働く女性は「週末も仕事をしていましたが、お客さんがたくさん来ました。みんなが家にいないと、また同じことになると思います」と話していました。