お地蔵じぞう様さま

日本にほんでは、道みちばたや、お寺てら、神社じんじゃで、よくお地蔵じぞう様さまを見みます。

お地蔵じぞう様さまには色いろいろ々な種類しゅるいがあります。

妊婦にんぷの安産あんざんを守護しゅごすると言いう「子安地蔵こやすじぞう」、災難さいなんにあった人ひとの苦くるしみを身代みがわりになって引ひき受うけてくれる「身代みがわり地蔵じぞう」などがあります。

人ひとびと々を見守みまもるだけでなく、悲かなしみを救済きゅうさいすることも、お地蔵じぞう様さまの役目やくめの一ひとつです。

赤あかい布ぬのをつけているお地蔵じぞう様さまをよく見みます。

なぜ赤あかいものを付つけているのでしょう？

赤あかという色いろは、清きよく正ただしい正直しょうじきな色いろと信しんじられており、魔まよけの意味いみもあり、赤あかちゃんやお地蔵じぞう様さまに赤あかいものを着きせる風習ふうしゅうがあるようです。

お地蔵じぞう様さまは昔むかしからそばで生活せいかつを見守みまもってくれている、やさしくて尊とうとい存在そんざいなのです。