生活のお金が足りないため、生理用品を買うことができなくて困っている女性がいます。親が子どもの世話をしないため、生理用品を買ってもらうことができない女の子もいます。
国が調べると、このような人たちを助けている市や町などが255あることがわかりました。市などは、役所や学校で生理用品を無料でもらうことができるようにしています。
東京都品川区は、区の小学校や中学校などに生理用品を送りました。そして、子どもが先生などに言わなくても使うことができるように、トイレの中に置きました。2か月で250個ぐらいが使われた学校もありました。校長は「学校で子どもが安心して生活できるように、必要なことだとわかりました」と話しています。