厚生労働省は12日、新しいコロナウイルスが原因で亡くなった人や、病気がひどくなった人の数などを、年齢で分けて発表しました。
12日までに亡くなった人は102人でした。この中でいちばん多いのは70歳から79歳の人で、37人でした。次に多いのは80歳から89歳の人で、36人でした。亡くなった人は、年齢が高い人のほうが多くなっています。
ウイルスが原因で病気がひどくなった人は135人で、50歳以上の人がほとんどでした。しかし、49歳以下の人も17人がひどくなっていました。若くても病気がひどくなる場合があります。
ウイルスがうつっていることがわかった約7000人の中で、49歳以下の人が半分以上いました。若い人はウイルスがうつっても体の具合が変わらなかったり、病気が軽かったりするため、知らないうちにウイルスを広げていることがわかりました。