大阪府にある高校の「髪の色を変えてはいけない」という規則について、裁判所は16日、「正しく教育するための規則なので問題はない」と言いました。
4年前にこの裁判が始まってから、学校の規則に問題がないかどうか、よく考えたほうがいいという意見が増えています。
名古屋市は、市の中学校に、学校の規則について生徒や家族の意見を聞くように言いました。
熊本市は去年、子どもたちに学校の規則について聞きました。30%以上の子どもが「規則を変えることが必要だ」と答えました。
佐賀県では、弁護士が学校の規則を調べて、県に「下着を白にしなければならない」などの規則を変えるように言いました。
文部科学省によると、学校の規則が原因で学校に通わなくなった人が5500人以上いた年もありました。