国の役所で働く公務員は、子どもが3歳になるまで世話をするために休むことができます。男性でも女性でも休むことができます。
人事院によると、国の公務員で2020年度に子どもの世話をするために休んだ男性は、自衛隊の人など以外で3090人でした。前の年度の2倍ぐらいに増えました。
休んだ男性の割合は51.4%で、初めて50%より多くなりました。この割合は8年続けて増えています。
政府は2020年度から、男性の公務員に1か月以上休むように言っていましたが、休んだ男性は、前の年度と同じで30%ぐらいでした。
人事院は「子どもの世話をするために、男性ももっと長く休むことができるように働き方などを考えていきたいと思います」と話しています。