今月、東京にあるマンションで30代の女性が自殺しました。女性は、新しいコロナウイルスがうつったことがわかったあと、家で体の具合をみながら休んでいました。
女性が書いたメモには、自分のせいで周りに迷惑をかけてしまって申し訳ないと書いてありました。女性は、周りの人にウイルスがうつったことについて、自分がうつしたかもしれないと悩んでいました。
コロナウイルスと心の問題について調べている専門家は「ウイルスがうつったあと家で休んでいる人が増えています。ほかの人に会うことなどができないので、悩んでいることを相談できなくなっているかもしれません」と話しています。そして「体の具合だけではなくて、心の問題も細かくチェックできるようにすることが必要です」と話しています。