国は去年、収入が少ない家庭の学生のために、新しい奨学金を作りました。国や県などの大学に通う学生は1年に80万円まで、私立の大学に通う学生は91万円までもらうことができます。授業料や入学金を払ってもらうことや、減らしてもらうこともできます。
去年は27万人がこの奨学金をもらいました。この中には、新しいコロナウイルスの問題で、収入が少なくなった家庭の学生もいました。
国によると、この奨学金ができる前の2018年度は、収入が少ない家庭の学生が大学や専門学校などに入学した割合が40%ぐらいでした。しかし、去年は50%ぐらいになって、10ポイントぐらい増えました。
今月の終わりからは、来年卒業する予定の高校3年生の申し込みが始まります。