フランスの薬の会社「サノフィ」は、新しいコロナウイルスのワクチンを作る研究をしています。最後の試験では、人に注射して、コロナウイルスの病気にならなくなるかどうかや、体に問題がないかどうかを調べます。7月12日から日本でも試験が始まりました。
今試験をしているのは、ウイルスのたんぱく質に似ているものを作って、人の体に入れるワクチンです。体の中でウイルスを弱くする抗体を作ります。最後の試験では、今までのウイルスと南アフリカで見つかった変化したウイルスについて効果を調べる計画です。
会社では、試験が終わって日本で使うことができるようになった場合は、岐阜県の工場で生産することを考えています。