政府は、新しいコロナウイルスが広がらないように、「緊急事態宣言」を5月31日まで続けることにしています。ウイルスがうつった人がまだたくさんいて、病院が大変になっているためです。
安倍総理大臣は6日、専門家の意見を14日ごろ聞いたあと、できたら、31日より前でも宣言をやめたいと言いました。専門家には、ウイルスがうつった人の数がどう変わってきたか、病院がしっかり治療できるようになっているかなどについて意見を聞きます。そして、どうなったら宣言をやめるかの基準を専門家に作ってもらいます。
安倍総理大臣は「どういう考えで宣言をやめたのか、続けるのか、わかるようにします」と言っています。
政府は、専門家が大丈夫だと言ったら、東京や大阪など最初に宣言を出した大きな都市でも、31日より前に宣言をやめることができると考えています。