つばきなどの木の葉につく「チャドクガ」という毛虫の毛には毒があります。毛はとても軽くて、風で飛びます。毛が肌につくと、赤くて小さい発疹が出てとてもかゆくなります。
千葉市にある病院には、4月ごろからチャドクガが原因で肌に発疹が出た人が32人来ています。去年の4倍に増えています。千葉県ではほかの所でも5月から、公園や道の木にたくさんのチャドクガが見つかったため、取りました。
小学校5年生の女の子は学校の庭を掃除したときに、毛がついたようです。女の子は「かゆくて夜、眠ることができませんでした。冷たくしても全然治りませんでした」と話していました。
専門の医者は「店で売っている薬ではあまりよくなりません。かきすぎるとひどくなるので、早く病院に行ってください」と話していました。