世界の専門家の会議は、6か月に1回、スーパーコンピューターの世界ランキングを発表しています。
22日の発表によると、理化学研究所と富士通が作ったスーパーコンピューターの「富岳」が、4つの部門で1番になりました。
「富岳」は1秒の間に1兆の40万倍以上計算ができて、計算の速さの部門で1番でした。理化学研究所が作ったスーパーコンピューターの「京」も9年前に計算の速さで1番になりました。しかし、それから日本のスーパーコンピューターは計算の速さで1番になっていませんでした。
「富岳」は、シミュレーションや、人工知能、ビッグデータの部門でも1番になりました。
理化学研究所は「大事な部門で1番になることができました。富岳を使って、いろいろな社会の問題を解決することができると思います」と言っています。