東京都や大阪府は25日から、食事や酒を出す店を午後9時よりあとも開けることができるようにしました。新型コロナウイルスがうつる人が少なくなったためです。
東京の新橋にある居酒屋は26日の午前0時まで店を開けました。ウイルスがうつらないようにするため、客へのお願いを紙に書いて店に貼りました。
ウイルスが広がる前、この店では16人が働いていました。しかし、今月の初めごろには2人だけになりました。働く人を急いで探していますが、すぐに見つからないため、しばらくは客やメニューを少なくします。
働く人を居酒屋などに紹介している会社は「働く人が足りない店が多いです。コロナウイルスの問題で、店で働くのをやめて別の仕事をしている人が多いので、見つけるのは大変だと思います」と言っています。