JASRACは、音楽を作った人などの著作権を守っています。コンサートや放送などで音楽を使う場合、JASRACにお金を払います。
JASRACは4年前、ピアノなどの弾き方を教える音楽教室に、使った音楽のお金を払うように言いました。しかし、約250の音楽教室の会社などは、練習で使った音楽にお金を払う必要はないと言って、裁判を起こしました。
東京地方裁判所は去年、お金を払う必要はあると言いましたが、音楽教室は不満だったため、上の裁判所に決めてほしいと言いました。
知的財産高等裁判所は18日、先生がピアノなどを弾く場合は、JASRACにお金を払う必要があると言いました。しかし、生徒がピアノなどを弾く場合は、先生に教えてもらって練習することが目的で、お金を払う必要はないと言いました。裁判所がこのような判決を出したのは初めてです。