ミャンマーで去年2月1日に軍のクーデターが起こってから、1年になりました。
東京都の高校生の野中優那さんは、去年3月までミャンマーに住んでいました。野中さんは、静かで幸せな生活が1日で壊れる怖さをみんなに伝えたいと思いました。そして、クーデターの前に撮った写真を使って、ミャンマーの人の生活や美しい景色を紹介する「かるた」を作りました。かるたを作るお金は、インターネットで集めました。
野中さんは、かるたで遊ぶイベントを高校で開きました。高校の生徒は「ニュースで見るより、ミャンマーの人を近くに感じました」と話しました。野中さんは「平和は当たり前ではありません。苦しんでいる人がいることを知ってほしいです」と話しています。