東京オリンピックでも注目が集まった「スケートボード」や、「キャスターボード」などという名前の遊ぶ道具で子どもが転んでけがをする事故が多くなっています。消費者庁によると、このような道具の事故が11年の間で230件ありました。
8歳の子どもの事故が40件で、いちばん多くなっています。6歳から12歳までの事故が全体の約75%です。骨を折った事故が半分ぐらいありました。
事故の中には、ぬれた道で7歳の女の子が転んで腕の骨を折ったり、8歳の男の子が前にいた人を避けようとして転んで頭の骨を折ったりしたものもありました。
消費者庁は、安全に乗るために、ヘルメットをかぶったり手首や膝などを守る道具をつけたりしてくださいと言っています。車や人がたくさんいる所や、道に物が置いてあるなどの危険な所で乗らないことも大切です。