2011年に福島第一原子力発電所で事故がありました。原発の事故のあと、アメリカは日本の食べ物の一部の輸入をやめていました。
アメリカは22日、この輸入のルールをやめました。そして、福島県や岩手県、宮城県など14の県の100の食べ物の輸入をまた始めることにしました。
日本が去年アメリカに輸出した食べ物やお酒などは1100億円以上で、日本が輸出している国の中で3番目に多くなっています。これから福島県の米や、栃木県や茨城県のしいたけなどもアメリカに輸出できるようになります。
ヨーロッパのEUも、日本から輸入する食べ物のルールの一部を今年10月からやめると言いました。しかし、中国や韓国、台湾など14の国と地域は、輸入をやめるルールを続けています。