日本に来て、工場などで働きながら技術を習う技能実習生の中には、新しいコロナウイルスの問題で会社をやめさせられた人もいます。
出入国在留管理庁は今年４月、会社をやめさせられた技能実習生が別の会社などで働くことができるようにしました。しかし、農業や食べ物の会社など、別の仕事をするようになった人は今月３日までに６２５人だけです。国はこの制度をもっとたくさんの人に知ってほしいと考えています。
技能実習生の中には、実習が予定どおり終わっても、ウイルスの問題で日本から帰ることができない人が２万人ぐらいいます。このため国は、日本に住むことができる期間を、半年まで長くしています。しかし、ウイルスの問題が続いているため、期間をもっと長くすることや、また仕事ができるようにすることを考えています。
