沖縄美ら海水族館は、1990年から2019年に沖縄県の海岸に流れてきた死んだウミガメを調べました。
調べたのは484匹で、アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの3つの種類です。このうち20%の90匹ぐらいのおなかの中などから、ロープや釣りに使う糸や小さなプラスチックなどのごみが見つかりました。おなかの中に2Lのごみが入っていたウミガメもいました。
水族館によると、こんなにたくさんのウミガメを調べたのは初めてです。調べた結果は専門の雑誌に出ています。
水族館の人は「ウミガメは人が出したごみを間違って食べています。自然の中にごみを出さないようにいつも気をつけてほしいです」と話しています。