ペルー人のブルゴス・フジイさんは2017年、日本にいることができる資格がなかったため、大阪出入国在留管理局に入っていました。
フジイさんは「そのとき食事がよくないと職員に言ったら、別の部屋に連れて行かれました。14時間以上、手を動かすことができないように手錠をされました」と言っています。そして、日本に「腕にけがをしたので、お金を払ってほしい」と言って、裁判をしています。
15日の裁判で、日本側はフジイさんが手錠をされていたときのビデオを出しました。弁護士は「ビデオを見ると、フジイさんは暴れていなくて、長い時間手錠をする必要はありませんでした。とてもひどいことです」と言いました。
日本側は「フジイさんが落ち着くように手錠をしました。自分で壁などに当たって、けがをした可能性があります」と言いました。