東京オリンピックとパラリンピックでは、会場や選手が泊まる選手村などで、8万人ぐらいのボランティアが活動する予定でした。この中の1万人ぐらいが6月1日までにやめたことがわかりました。
今年2月、組織委員会の前の会長が「女性がたくさんいる会議は時間がかかる」と言いました。このことに反対して、多くの人がボランティアをやめました。そのあとも、新しいコロナウイルスがうつることを心配したり、住所や仕事などが変わったりして、やめる人が増えました。
組織委員会の人は「スケジュールを見て、活動をするのが難しいと思った人がいたと思います。ボランティアにオリンピックとパラリンピックの両方で活動してもらったりするので、問題はないと考えています」と話しています。