山形県上山市では、300年以上前から作っている干し柿をみんなに知ってもらいたいと考えています。このため、15年以上前から毎年、かみのやま温泉駅のホームにたくさんの柿をつるして、干し柿を作っています。
7日、農家の人たちが駅に集まって、ホームに柿を2000個ぐらいつるしました。つるした柿には乾いた冷たい風が当たって、甘くなります。新幹線を降りた人は、ホームにたくさん並んでいる柿の写真を撮っていました。
農家の人は「最近寒くなっているので、おいしい干し柿ができそうです」と話していました。駅につるした柿は、来年の1月6日まで見ることができます。