法務省によると、新しいコロナウイルスの問題で差別されたという相談が、2月までの1年に2400件ぐらいありました。
コロナウイルスがうつった人からは「治って仕事に戻ったが、会社の人が『まだうつるかもしれない』と言ってそばに来ない」などの相談がたくさんありました。法務省は「差別が広がると、検査を受けない人や自分はうつっていないとうそを言う人が増えるのが心配です」と言っています。
病院で働いている人やその家族からも「行事に来ないでほしいと言われた」などの相談がたくさんありました。
法務省は、差別で困っている人は相談してほしいと言っています。外国語で相談できる電話番号は0570ー090ー911です。月曜日から金曜日までの午前9時から午後5時まで、10の外国語で相談できます。