台風10号で、強い風が吹いたり、雨がたくさん降ったりして、九州などでは大きな被害がありました。
宮崎県椎葉村では、山が崩れて建物が川に流されて、中にいた4人が行方不明になっています。
雨や風が強くなる前に安全な避難所に行った人がたくさんいました。長崎県五島市の避難所では、窓ガラスが割れて、4人がけがをしました。避難所の中には、新しいコロナウイルスの問題で入る人を少なくした所があります。このため、家の近くの避難所に入ることができない人もいました。
7日、九州ではいちばん多いときで約47万の家が停電しました。
台風10号は日本から北に向かいましたが、8日まで太平洋側では雨がたくさん降りそうです。
強い風で飛んできた建物の一部や木の枝などが、まだ落ちている道があります。このような道では、車のタイヤがパンクすることもあるため、車を運転するときは十分気をつけてください。