JAフルーツ山梨は、新しいコロナウイルスが早くなくなることを願って、甲州市で「ヨゲンノトリ」という鳥の絵をつけた桃を作りました。「ヨゲンノトリ」は、150年以上前の本に、たくさんの人が死ぬコレラという病気が広がることをみんなに教えた鳥だと書いてあります。
「ヨゲンノトリ」の形の特別なシールを、赤くなる前の桃に貼ります。シールは光を通さないため、シールのところだけ白いままになって、頭が2つある「ヨゲンノトリ」の絵ができます。この桃はJAフルーツ山梨の店で、1個1000円で900個ぐらい売っています。
JAの人は「コロナウイルスの問題で暗い気持ちになったとき、この桃を食べて喜んでほしいです」と話しています。