新型コロナウイルスが広がって、親の仕事がなくなって、食べ物や勉強道具が足りなくなる子どもたちが増えています。このような子どもたちの世話をしたり勉強を教えたりしている団体もお金が足りなくて困っています。
このため、NPO法人キッズドアは国の制度を利用して、困っている団体を助けることにしました。この制度は、銀行などに長い間預けたままになっているお金を、社会の役に立つ活動に使うことができます。キッズドアはこの制度を利用して、20の団体に全部で約3億5000万円を用意しました。1つの団体に出すお金は、500万円から5000万円です。
キッズドアは「子どもが楽しく勉強や文化の体験ができるように、多くの団体に申し込んでほしいです」と話しています。申し込みは今月18日までで、NPO法人キッズドアのウェブサイトで情報を見ることができます。