神戸市で、新しいコロナウイルスがうつった30歳代の男性が4月28日に亡くなりました。5月2日には20歳代の女性が亡くなりました。2人は糖尿病などの病気もありました。
男性は、ウイルスがうつったことが4月19日にわかりました。そのあと、せきや高い熱が続いて、会話もほとんどできませんでした。両親は、入院できるようにしてほしいと何度も保健所にお願いしましたが、入院できたのは22日でした。入院したときには肺の病気になっていて、28日に亡くなりました。
コロナウイルスで39歳以下の人が亡くなったのは、神戸市では初めてです。市は、変化したウイルスがうつる人が増えて、若い人も病気がひどくなる危険が高くなっていると言っています。