東京の渋谷区にあるイスラム教のモスク「東京ジャーミイ」で26日、生活が大変なイスラム教の人を助けるために食べ物を渡しました。イスラム教の規則のとおりに豚肉などを使わない「ハラル」の食べ物です。
このモスクによると、新型コロナウイルスの問題で、中東や中央アジアから日本に来た留学生などは生活が大変になっています。このため、東京に住むイスラム教の人などが、困っている人に渡す豆の缶詰や麺をモスクに持ってきました。
食べ物をもらったチュニジア人の男性は「ハラルの食べ物があってよかったです。今は大変なときですが、みんなで一緒に頑張りたいと思います」と話していました。