北海道白老町にアイヌ文化を紹介する「ウポポイ」という国の施設ができました。「ウポポイ」は、北海道などに昔から住んでいるアイヌの人たちのことばで「たくさんの人が一緒に歌う」という意味です。
9日、新しいコロナウイルスの問題でオープンが遅れているウポポイを町の人に見てもらいました。ウポポイにある博物館には、アイヌの歴史や生活がわかるように工芸品や資料が並んでいます。木の船は、長さが6mぐらいあって、アイヌの人たちが昔、魚を取るときに使っていたようです。
外のステージでは、アイヌの古い踊りや楽器の演奏がありました。
北海道アイヌ協会の人は「ここからアイヌ文化をみんなに伝えていきたいと思います」と話していました。