文部科学省によると、今年3月までの1年に自殺した小学生、中学生、高校生は317人いました。今まででいちばん多かった前の年より15人少なくなりましたが、2番目に多くて、2年続けて300人以上になりました。
小学生は4人、中学生は91人、高校生は222人いました。男の子は206人、女の子は111人いました。
自殺した理由は「わからない」と答えた人が188人でいちばん多くて、60%になりました。次に「家庭の問題」、「卒業したあとのことについての問題」、「両親などに激しく叱られた」が約30人ずついました。
専門家は「理由がよくわからないと答えた人が多いですが、十分に調べて、これから子どもが自殺しないようにどうしたらいいかしっかり考えることが必要です」と話しています。