九州大学は、生物の標本をインターネットで見ることができる「デジタル標本」を作りました。昆虫や魚など700種類以上の写真をいろいろな方向から撮って、3Dで見ることができるようにしました。
「デジタル標本」は、全部の方向から見たり、大きくして見たりすることができます。毒がある「ミノカサゴ」という魚は、大きなひれに赤や黒い模様があることがわかります。「カブトムシ」を大きくすると、体に生えているとても細い毛が見えます。
生物の標本は、普通博物館などに置いてあって、簡単に見ることができません。古くなると、色などが変わってしまうこともあります。デジタル標本は、このような問題がないので、教育などに使うことができると考えられています。
「デジタル標本」はこちらから見ることができます。