栃木県日光市にある世界遺産の東照宮で20日、新しい年を迎えるために、1年の汚れを掃除する「すす払い」がありました。高さが11mぐらいある国宝の陽明門は、長い竹の先にささの葉をつけたほうきを使ってきれいにしました。
東照宮では、新しいコロナウイルスが広がらないように、正月に来た人たちに、ほかの人との間を広くするように言うことにしています。
京都市にある東本願寺では、お坊さんや寺の仲間など90人ぐらいが「すす払い」をしました。畳が900枚の広さがある部屋をみんなできれいに掃除しました。
いつもの年は畳を棒でたたいて掃除しますが、ウイルスの問題があるため、今年はやめました。掃除する人や時間も半分ぐらいにしました。