NPOの「もやい」は、新型コロナウイルスが広がった去年4月から毎週、火曜日に東京都新宿区の事務所で生活の相談を受けています。土曜日には東京都庁の前で食べ物を無料で渡しています。
去年、食べ物をもらいに来た人は1回に150人ぐらいでした。しかし、今年になってから増えて、春には300人ぐらい、9月4日には349人が来ました。
この中には、道や公園などで生活しているホームレスの人のほかに、小さい子どもがいる家族や若い女性もいました。「初めて生活に困りました。国などからお金をもらう制度について教えてください」という相談も増えています。
もやいは、生活を助けてもらう制度の紹介などをして、困っている人を手伝うことにしています。