神奈川県相模原市で2016年7月、障害のある人が生活する施設に入っていた19人が殺されました。16日、19人を殺した罪などで訴えられている植松聖被告の裁判がありました。
今年1月に始まった植松被告の裁判では、被告が責任をとることができたかどうかが問題になりました。
裁判所は「植松被告はしっかり計画をして、そのとおりに行動しています。事件のあとは自分で警察に行ったので、法律に違反していることもわかっていました」と言って、責任をとることができたと言いました。
裁判所は「19人も殺したことは、ほかの事件と比べることができないぐらいひどいことです」と言って、検察官が言ったとおり、植松被告を死刑にすると言いました。