エスカレーターで歩いていた人が転んだりつまずいたりする事故が、去年までの2年に805件ありました。
鉄道会社などは26日から、エスカレーターは歩かないで止まって乗るのが正しいことを伝えるキャンペーンを始めました。
JR東京駅は、エスカレーターに乗る人からよく見える所に、大きな字で「止まろう」と書いたポスターを貼りました。ポスターには、つえを持った人や子どもと手をつないだ人が止まってエスカレーターに乗っている絵もあります。
80歳ぐらいの母親と旅行している女性は「急いで歩く人がいるので、母が心配です。みんなに正しく乗ってほしいです」と話していました。
JR東日本の人は「みんなの安全のために協力をお願いします」と話していました。