日本の政府は、地球の気温を上げるガスを2050年までにゼロにすると言っています。
環境省は、今年3月までの1年に、気温を上げるガスが日本からどのくらい出たか調べました。その結果、30年ぐらいの間で、最も少なくなりました。環境省は、工場などで仕事が少なくなってエネルギーをあまり使わなくなったことや、太陽の光などのエネルギーを利用することが増えたためだと言っています。
しかし、環境省は今のやり方を続けても、2050年までにガスをゼロにすることは難しいと考えています。専門家は「ガスをゼロにするためには、新しい技術を考えて、工場や町、交通など社会を大きく変える必要があります」と言っています。