消費者庁によると、体を温かくするために使う「湯たんぽ」の事故が、10月までの5年の間に130件以上ありました。治るまでに1か月以上かかるやけどが31件ありました。
ストーブで湯たんぽを温かくしてふたを取ろうとしたとき、突然熱いお湯が出てきたことがありました。電子レンジを使う湯たんぽでは、温かくしすぎて壊れたことがありました。電気で温かくして使う湯たんぽでは、決められた時間より長く温かくしたため、突然壊れました。
消費者庁は、湯たんぽを使う前に問題がないか調べることや、正しい使い方をすることが大切だと言っています。熱いと感じなくても「低温やけど」をすることがあります。寝るときは湯たんぽで布団を温かくしたあと、湯たんぽを出すように言っています。