健康について研究しているアメリカのCDCは、3月1日から7月25日まで、14の州で新しいコロナウイルスで入院した子どもたちについて調べました。
その結果、17歳までの人で入院したのは576人で、人口10万人で何人いるか調べると8人でした。18歳以上の人の約164人と比べるととても低い割合でした。
しかし、17歳までの人が入院したあと病気がもっと重くなって、重い病気の人を治療するためのICUに入った割合は約33%でした。18歳以上の人は32%で、同じぐらいだとわかりました。
CDCは「子どもで入院が必要になる人の割合は、大人に比べて低いですが、入院したあと病気がもっと重くなる危険は大人と同じぐらいです。学校や保育所など、子どもが集まる所でウイルスがうつらないようにすることが大切です」と話しています。