東京オリンピックとパラリンピックの組織委員会は、医者や看護師のボランティアを集めています。
日本整形外科学会は、スポーツの医学を勉強して「スポーツ医」の資格を持っている医者4700人ぐらいに、ボランティアをするかどうか質問しました。必要なスポーツ医は200人ですが、ボランティアをしたいと答えた人は92人でした。
質問に答えた医者は「新しいコロナウイルスが広がってとても大変なのに、組織委員会はオリンピックのことだけを考えていて、病院のことを見ていないと思いました。病院の仕事を休んでボランティアをすることは難しいです」と話しています。