ロシアのヤマル半島やシベリアなど凍った土が広がる所では、2014年から大きな穴が見つかっています。ロシアの研究チームは、去年7月に見つかった17個目の穴の中をドローンを使って調べました。
この穴は直径25m、深さ30mぐらいで、穴のいちばん下には、横に広がる大きな穴があることがわかりました。このような大きな穴は、凍った土の中のガスが爆発してできた可能性がありますが、まだよくわかっていません。
研究チームの人は「地球の気温が上がって、凍った土がとけて弱くなっています。穴ができた原因をもっと調べたいと思います」と言っています。