春に甲子園球場で行う高校生の野球の大会はとても人気があって、毎年2週間の間に50万人ぐらいが見に来ます。今年で92回目の大会は3月19日から始まって、日本中から選ばれた32の学校が出る予定です。
日本高校野球連盟などは4日、新しいコロナウイルスの病気になる人が増えているため、今年の大会をどうするか話し合いました。そして、今年は見る人を入れないで試合をすることにしました。19日の開会式は中止します。連盟などは11日に会議を開いて、正式に決めます。
連盟の会長は「甲子園で試合をする夢のために頑張ってきた高校生のために、ウイルスがうつらないようにしっかり気をつけます」と話しました。
大会の会長は、選手などにウイルスがうつった場合は、途中で大会を中止するかもしれないと言っています。