大棟耕介さんは病気の子どもたちに喜んでもらうために、「ホスピタル・クラウン」と呼ばれる道化師をしています。大棟さんたち150人の仲間は、毎月100ぐらいの病院に行っています。しかし、新しいコロナウイルスが広がっているため、2月の終わりごろから病院に行くことができなくなっています。
大棟さんは子どもたちを笑顔にしたいと思って、インターネットでライブをしました。大棟さんはパソコンを通して、1人ずつ子どもの名前を呼んだり、リズムに合わせて手をたたいてもらったりしながら、40分楽しい演技をしました。
大棟さんはパソコンの前で子どもたちが喜んでいるのを見て、「自由がなくても楽しいことができると思いました。本当は子どもたちのところに行きたいですが、今はできません。次に会うときにたくさん遊びたいです」と話していました。