政府の専門家会議によると、大勢で食事をしたりお酒を飲んだりすると、新しいコロナウイルスがうつる危険が高くなります。声が大きくなって、つばなどが飛びやすくなるためです。このため、菅総理大臣は「静かに食べて、会話をするときはマスクをしてください。私もそうします」と言っています。
マスクをして食事をすることについて、専門家はいろいろな意見を言っています。
日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授は「マスクをしていても、声が大きくなると、マスクの隙間から出るつばなどが多くなります。できるだけ小さい声で話すことが大切です」と言っています。
長野保健医療大学の塚田ゆみ子さんは「料理が来たら、まず何も話さないで食べます。食べ終わったらマスクをして会話をします。次の料理が来たら会話をやめて、また食べる方法がいいと思います」と話しています。