プロ野球で3日、ヤクルトの村上宗隆選手が今年56本目のホームランを打ちました。日本の選手で今までいちばん多かったのは、1964年に王貞治さんが打った55本でした。村上選手は王さんより多く打って、新しい記録をつくりました。
そして、村上選手はセ・リーグの「三冠王」になりました。三冠王は「ヒットなどを打った割合」と「ホームランの数」と「取った得点」の3つでいちばんになることです。前に三冠王になった選手がいたのは2004年でした。村上選手は22歳で、今まででいちばん若い三冠王になりました。
村上選手は「ボールを打つタイミングがしっかり合ったので、よかったです。56本目をやっと打つことができて、安心しました」と話しました。