神奈川県に3つの店があるデパートの「さいか屋」は、近くに住む人が減ったり、インターネットで買い物をする人が増えたりして赤字が続きました。このため会社は去年5月、横須賀にある店を閉めると言いました。
しかしそのあと、多くの人が店を続けてほしいと言いました。
会社は、働く人を30%ぐらいにして、売り場を少なくしたら、店を続けることができると考えました。このため、先月21日に店を一度閉めて、新しくしました。今月6日、新しく店が開く日には、大勢の客が朝から店の前に並びました。
店長は「人口が減っても、まちにあう店を作って、長く愛してもらいたいと思います」と話していました。
売り場に使っていない5階と6階は、新しいコロナウイルスのワクチンを打つ会場になる予定です。