たくさんの外国人に日本で働いてもらうため、日本の政府が「特定技能」という資格などの新しい制度を始めてから1年になります。
JICAは、日本に働きに来る人が多いベトナムやフィリピンなど東南アジアの6つの国の役所に話を聞きました。
JICAによると、働く人が足りない日本や韓国、台湾などは、東南アジアの人に来てほしいと考えています。このため、日本に来てもらうための競争が激しくなっています。特に韓国は、外国人に会社がもっと高い給料を払うように制度などを変えました。このため、東南アジアの人たちには日本より韓国のほうが人気があるとJICAは言っています。
専門家は「給料や休みなどを変えて働きやすくしないと、いい人が日本に来なくなります」と心配しています。